はやぶさ遥かなる帰還は男たちの本気のぶつかり合いが物語を熱くしています

はやぶさ遥かなる帰還を見ました。もう1作の方は事前に見ていて私は結構満足していたので、こちらの映画はより期待していました。

渡辺謙、江口洋介、山崎努、吉岡秀隆ほか早々たるメンバーが名を連ねているからです。この映画は特に予告も見ず予備知識なしで見ました。

序盤からはやぶさが飛び立つまでの有志たちを人物紹介を兼ねたやりとりを描きます。

プロジェクトマネージャーの山口(渡辺謙)、JAXAエンジン担当の藤中(江口洋介)、NECエンジン担当の森内(吉岡秀隆)。

この映画はこの3人の葛藤を何度も描いています。 僕はやはりこの映画はSF映画であってほしいという思いがどこかにありました。

技術屋が自分の持つ信念をぶつけ合って、困難を回避しようとする物語の王道。 それは多分見る人の好みだと思いますが、私はこの王道が大好きです。

この映画でそれが一番出ているのは、推力を得るための装置の使用方法について対立する藤中と森内のシーンだと思います。

自らの信念を持って対立する藤中と森内。どちらにも正解などない。 それでも山口は結論を出さなければならない。

技術者と管理者の決定的な違いはあるのだけれど、山口の決断に藤中と森内は従います。

これほど自分の信念を突き詰めても正解の出ない決断を「はやぶさ」に託さなければならない。

このプロジェクトの成功は他の誰でもない「はやぶさ」が作ったものなんだ、とこの映画は描いてくれていると思います。

それは現実に私たちが「はやぶさ」を擬人化して感動していることと似ているのかもしれません。

でもそんな演出など関係なく現実に帰ってきている「はやぶさ」。 結局はこの「はやぶさ」が映画を感動させてくれているのかなと思いました。

何かうまく伝えられていませんが、現実の「はやぶさ」をいつまでも思い出として残しておける良い映画だと思いました。

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